「自由って、こんなに不自由でしたっけ?」どうも、コンプレックス研究所の“サイトウさん”です。「自由に働ける」って、最高の響きですよね。
目覚ましにビンタされることもなく、上司に「おつかれさまで〜す(心は死んでる)」と言わなくていい。好きなときに起きて、好きなときに働いて、好きなときに稼げる──そんな“夢のような副業”として注目を集めたのが、amazon フレックス。
でも、ですよ。これまで1000人くらいの副業相談に乗ってきた僕のところには、こういう声がやたら届きます。
「いや、全然稼げないんですけど」「むしろバイトのほうがマシかも…?」「なんか……僕、アプリとしか会話してないんですけど……」「人間関係ゼロ!」「車さえあればOK!」「時間は自分で決める!」──その“自由のキャッチコピー”を信じて始めたのに、気づけば、朝6時にスマホ片手に枠を争奪し、ガソリン代を気にしながら坂道を必死に駆け上がり、夜になってふとこう思う。「え、今日って、稼げてる? っていうか、生きてる……?」──あれ?自由、どこ行った?まるで、メニューに載ってた「極上のステーキ」が、実際には「ぬるいこんにゃく」だったみたいな、そんなガッカリ感。
今回はそんな、「自由に働けるはずが、なぜか不自由になってた」ひとりの相談者の話を、こっそりお届けします。笑って読んでもらってもいい。
「それ、俺やん…」って膝を抱えてもらってもいい。でももし、この記事を読み終わったときに「なんか、次の一歩が見えるかも」って思ってもらえたら、それが僕の“自由の定義”です。
さ、物語の幕が上がります。
自由に見えて、不自由すぎる「フレックスの罠」
“自由な働き方”って言葉、うまくできてますよね。聞こえは良い。
なんか、人生まで自由になれそうな気がする。でも実際のamazon フレックスって──RPGで言うところの「自由に動けるけど、装備ゼロ」状態なんです。
まず最初の難関。「枠」。
フレックスって、そもそも「好きな時間に働ける」んじゃなかったの?……そう思ってると、出鼻をくじかれます。朝6時、全国一斉“枠の早押しバトル”が開幕。
眠い目をこすりながらアプリを起動したあなたは、「1日働けるかどうか」を運と瞬発力で決める戦場に立たされる。取れなかったら? はい、その日は終了。
稼ぎゼロ確定です。「いやいや、それでも自由でしょ?」そう思った方、もう少しお付き合いを。
枠を取って、いざ配達。「今日はしっかり働いた!」……でも計算してみると、ガソリン代、タイヤ交換、オイル代、コンビニで買ったおにぎり×2。
手元に残ったのは、たった2,300円。フレックスという名のバイトにしては、フレキシブルすぎる赤字。
そして地味に効いてくるのが、「サボると罪悪感が湧くシステム」。バイトなら「今日は休みでーす」って堂々と寝られるけど、フレックスだと「枠があったのに俺は今日も…」ってなる。
え?メンタルまで縛ってくるんですか?自由どこ行った?(2回目)さらに地雷ポイントがひとつ。配達の質によって「評価」がつくんです。
で、この評価が低くなると、そもそも枠すらもらえなくなる。つまり、「自由に働けます(ただし選ばれし者だけ)」というオチ。
──気づいたらね。「自由に働ける」じゃなくて、「自由に“働かされてる”」状態。
全部自分で決めてるようで、実は“決めさせられてる”構造に乗っかってるだけ。気がつくと、時間も、体力も、そしてお金すらも、どこかのトラックの荷台に乗せて、置き去りにしてた。
これ、笑い事みたいだけど、笑ってるのはたぶん……システムの方。
Amazonフレックスで稼げると思ってたあの頃は、もういない。
その青年は、大学を辞めた。「レールから外れたっていい。自由に生きる」その一歩に、amazon フレックスを選んだ。
理由はシンプル。・車がある(親の軽バン)・スマホがある(バッテリーはよく死ぬ)・時間がある(むしろ余ってる)──だったら、フレックスしかないだろ!そう思った彼は、勢いよく登録を済ませた。
初月。「うわ、1日で1万円いった!やば!スマホで金稼げた!」テンションMAXで、夜のコンビニでプレミアム牛乳を買ったという。
「俺、フリーランスだわ」なんて呟きながら。でも、2ヶ月目。
それは、音を立てて崩れ始めた。まず、枠が取れない。
起きる→アプリ開く→“全滅”の赤文字→寝る(メンタルも赤字)ようやく取れた日も、天気は大雨。荷物はびしょ濡れ、気分はズタボロ、終わったあとに車内で着替えてるときにふと思った。
「……え、これ時給で言ったら700円切ってる?」しかも、疲れて休もうとすると罪悪感に襲われる。「今日も何もしてない…他の人は働いてるのに…」自由に働けるはずが、働かない自分を責める構造ができていた。
そして月末。収支を計算した彼は絶句した。
報酬:89,400円燃料・維持費:−28,000円昼飯・カフェ代・冷却シート:−11,000円手元に残ったのは──5万円ちょっと。「バイトの方がよくね?」そう思いながらも、彼の指は、またアプリを開いていた。
「次こそ枠が取れるかも」「今日だけ頑張れば、明日には…」──まるで、ガチャに人生かけるみたいに。気づけば彼は、自分の時間を、“自分で決められない人”になっていた。
そして、静かにこう言った。「自由に働けるはずだったのに、気づけば“時間に支配されてる”んです」その言葉に、僕は何も返せなかった。
いや、返す必要がないほど、そのセリフがすべてを語っていた。
それでも、君は“動いた人間”だってことを忘れないでほしい
彼の話を聞き終えたとき、僕はしばらく黙ってしまった。言葉にできなかった、というより──胸の奥がざわついたんです。
だって、ほとんどの人は“動かない”。文句だけは一丁前に言う。
「副業って結局さ〜」「やっぱ稼げるのは一部だけでしょ」SNSでぶつぶつ言って、今日も明日も、いつも通り。でも、彼は違った。
たとえ失敗しても、うまくいかなくても、彼は「自分でやってみた」人間だった。それって、実はとんでもなくレアなことなんですよ。
「うまくいったかどうか」は結果論。「やってみたかどうか」は、生き方の問題。
彼のように、一歩を踏み出して、ガソリン臭い現実と向き合って、悩んで、迷って、それでも「自分の人生」に責任を持とうとした。僕は、そういう人を尊敬してる。
だから、こう伝えたんです。「それって、すごいことだよ」amazon フレックスを選んだこと?もちろん、合う合わないはある。
でもね──そこからしか見えない景色って、やっぱりあるんです。“あのときの失敗”が、“次の選択”を磨いてくれることもある。
“自分に向いてない現実”を知ることで、“自分にしかできない未来”が浮かび上がってくることもある。そういうものなんです、人生って。
だから僕は彼に、静かにこう伝えました。「フレックスを選んだこと自体を、否定しなくていい。だって、そこからしか見えない景色があるから」動いたこと、それ自体が、もう誇っていい“生き様”なんだよ。
「バイトは稼げる。でも…?」──その先の問いが、人生を変える
彼が最後にぽつりと漏らした言葉が、忘れられない。「今、バイトに戻ろうか迷ってます。やっぱり稼げるし、安定してるし──」……うん、それも一つの正解だと思う。
確かにバイトは「確実なお金」がもらえる。枠の取り合いもないし、働けば働いた分だけ数字になる。
でも、僕は一度だけ聞かせてもらった。「そのバイト、1年後も同じだけ稼げてる?」「その働き方、5年後に誇れる?」「いつまで、その“誰かが決めた枠”の中で頑張り続けるの?」稼ぐって、スキルとか知識の話じゃない。
“選び方”の話だと思う。楽な道はたくさんある。
今日をやり過ごす手段も、すぐ見つかる。でも、本当にほしいのは──「明日を変えていく力」じゃない?何かに縛られて、押し込められて、「これしかない」と思ってる世界を出るには、ちょっとの勇気と、ちょっとのバカさがいる。
誰でもできるとは言えない。でも、本質的であることは確かなんだ。
誰かに保証される働き方じゃなくて、自分の手で選び、作り上げていく人生。みんなが足踏みする場所に、踏み出す勇気を持てるか。
楽な道とは言えないです。けど、辛い道でも歩くサポートをサイトウさんは全力でします。
この言葉が、今のあなたに届いてくれることを祈っている。──最後に、一歩踏み出すための道をあなたに伝えます。
「自由」は、誰かがくれるもんじゃない。自分で取り戻すものだ。
amazon フレックスを選んだあなたを、誰も責めちゃいけない。むしろ僕は、心の中でこう叫びたい。
「よくやった!それ、勇者の一歩だ!」だって、それってつまり、“誰かに雇われる人生”を抜け出そうとしたってことじゃないですか。それがうまくいったかどうかは、正直どうでもいい。
問題は「うまくいかせようとしたこと」。それがもう、めちゃくちゃ偉いんです。
でも、その「自由」、ちゃんと“あなたの自由”になってましたか?毎朝アプリと格闘して、ガソリン代にため息ついて、それでも「自分で決めてるから…」って思い込んで──それ、もしかしたら“自由っぽい不自由”だったかもしれません。だから、僕はこう言いたい。
次の一歩は、ちょっと違う視点で選んでほしい。「ラクな道」じゃなく、「後で自分を誇れる道」。
変わるって、大げさな話じゃないんです。昨日までは何もできなかった。
でも今、この記事をここまで読んでるってことは──あなた、もう“動き始めてる”んですよ。そのちょっとの動きが、1ヶ月後には“人生のカーブミラー”になってるかもしれない。
(※たまに急カーブですが、命までは取りません)だから、もし今、ほんの少しでも「やってみようかな」って思えたなら──大丈夫。いけるよ。
ちゃんと、いける。楽な道かどうかは分からない。
でも、辛くても、どんな道でも一緒に歩いていけます。だから一歩踏み出してみてほしい。
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