“副業バブル”って言ったやつ、全員出てこい。
「キッズラインで副業?いいじゃん、時給2,000円とか出るらしいし! 子どもも好きだし、私にもできそう〜♪」
──3週間後。
「え、報酬……ゼロ?」
あの日、スマホの画面を睨みながらCさんはつぶやいた。 “働いたのに、何も起きてない”という衝撃の現実。 あのときの彼女の顔、いまだに僕の脳内スクショに貼り付いてます。
どうも、コンプレックス研究所のサイトウさんです。 これまで1000人以上の副業相談に乗ってきた中で、 とくに多かったのがこのタイプ──
「副業、始めたはずなんですけど……“お金が入ってこない”んです」
え、いやいや、怖い話ですか?って思いますよね。 でも現実。ちゃんと働いてるのに、お金が生まれない副業がある。 そう、それが「キッズライン副業の“無報酬地獄”」です。
でもね、これは本人の努力不足じゃない。 仕組みのワナにハマった人たちが、毎月どんどん生まれてるんです。
華やかに見えるキッズライン。 「子育て経験を活かして」「スキマ時間でサクッと稼げて」「時給2000円も夢じゃない!」
──たしかに夢じゃない。ただし、夢“のまま終わる人”もいる。
なぜ、そんなことになるのか? どうして「働いてるのに無収入」が成立するのか?
次の章では、その“地獄の仕組み”を、笑いを交えて暴いていきます。
でもね、一度だけ忠告しときます。
時給の数字にウキウキしてる人ほど、絶望は深いです。
キッズラインの時給、見間違えると死ぬ。
「え?時給2,000円?やっば!めっちゃ稼げるじゃん!」
──と思った人、いますよね? はい、Cさんもそうでした。僕も一瞬そう思った。 でもその「2,000円」は、“幻想のご祝儀”みたいなもんでして。
そもそも、キッズラインって何?
簡単に言うと、 「ベビーシッター・家事代行のマッチングアプリ」です。
利用者(依頼する側)と、登録サポーター(働く側)をつなぐプラットフォーム。 スマホでやりとりできるのが便利で、子育て中の家庭に大人気。 一方で、副業・フリーランス側からは「保育士資格が活かせる!」「家事経験で稼げる!」と注目されてます。
でも、実際に登録してみると──
🧨地雷1:案件が来ない。
登録しても、依頼が来なきゃゼロ円です。 「たぶん週3くらいは入るかな♪」という幻想、バッサリ裏切られます。
人気サポーターに依頼が集中する世界なので、 プロフィールに“資格”や“レビュー”がなければ検索にすら引っかかりません。
“キッズラインのホーム画面にすら表示されない無名サポーター”状態、通称:幽霊部員シッター。
🧨地雷2:手数料が鬼高い。
時給を2,000円に設定したとしても、 キッズライン側に手数料が引かれます。最大で33%超。
つまり、時給2,000円 → 手元には1,300円ちょっと。 えっ、それって時給900円のバイトと変わらなくない…?
しかもこの金額、移動時間やチャット対応、事前面談など無給の作業は含まれていません。
「え…じゃあ実質の時給って……」 ──はい、計算したら泣けます。
🧨地雷3:キャンセルも、責任も、全部“あなた持ち”。
依頼者都合のキャンセル?ノーペイ。 トラブルが起きた?あなたが何とかして。 子どもが熱出した?対応時間は“気遣いポイント”、でも報酬には反映されません。
そう、キッズラインの本質は「完全自己責任」。 うまくいけば高単価、でもミスれば一気に評価が落ちる世界。
🧨地雷4:スキマ時間じゃ、スキマにならない。
「スキマ時間にサクッと」なんて言いますが、 実際はこうです:
・ 午前10時に1件→移動30分
・ 午後13時に1件→空き時間2時間
・ 午後17時に“希望が来たけど、子どもと晩ごはん”
──これ、サクッとじゃなくてズルッとです。
結果、「1日中スマホ片手に待機したけど、実質稼働は3時間」という謎の現象が発生します。
まとめ:キッズラインの“稼げる構造”は、ほぼ幻想です。
・ 案件が来ない
・ 来ても手数料で削られる
・ 削られたうえで無給時間が発生する
・ 精神的に削られる
この“4連コンボ”にハマると、「なんで私、働いてるのに貯金減ってるの?」というバグった現象が起きます。
それでも、Cさんはチャレンジした。 家事も、育児も、精一杯。
子どもは笑ってた。でも私の心は泣いてた
「Cさんは、子ども好きなんですか?」
そう聞いたら、彼女はうれしそうに頷いた。 「大好きです。元保育士なんで、むしろ子どもと遊んでるほうが落ち着くくらいで…」 その笑顔は本物だった。
だからこそ、僕はまだ知らなかった。 その人が、“子どもと向き合うこと”で一番傷つく日がくるなんて──。
Cさん(40代・主婦・元保育士)は、 「家事や保育の経験を活かして、家庭と両立できる副業をしたい」 そんな思いから、キッズラインに登録した。
「時給2,000円って聞いたら、ちょっとワクワクしちゃいましたよ(笑)」
プロフィールも丁寧に書いた。 レビューも徐々に増え、依頼がポツポツと入るようになった。
子どもたちの笑顔。 「また来てね!」の声。 ──Cさんは、まっすぐにその世界に飛び込んだ。
でも、それは“現場の優しさ”と“システムの冷たさ”が共存する世界だった。
・依頼前のやりとり → 20件送って返信3件
・実働2時間 → 待機・移動・準備含めて6時間
・急なキャンセル → ノーペイ&ノー連絡
・時給2,000円 → 実質800円(手数料+空き時間で削られた)
ある日、依頼者に「ちょっとお風呂掃除もお願いできますか?」と言われた。
契約内容にない作業だったが、断りづらくて引き受けた。 作業中、子どもはニコニコしていた。 でも──帰り道、自転車のハンドルを握る手が震えていたという。
「私、なんでこんなに尽くしてるのに、感謝もされず、お金にもならないんだろう…」
そうつぶやいたとき、Cさんは初めて「好き」の先にある疲労を知った。
でもね、それでも辞めなかった。
「子どもに“また来てね!”って言われると、心がふっと軽くなるんですよ」
「……でも、それって“やりがい搾取”なのかも、って思っちゃうときもあって」
Cさんは笑った。 でも、その笑顔の中にあったのは、ちゃんと向き合った人だけが持つ“静かな悔しさ”だった。
ここで僕はハッとした。
Cさんは失敗したんじゃない。 「やれることを、ちゃんとやった結果、気づいた」だけだ。
無駄だったわけじゃない。 報酬が少なくても、彼女は何かを得た。
次の章では、そんなCさんに僕が伝えた「意外な答え」と、 そこから始まった“次の一歩”の話をお届けします。
稼げなかった。でも、動いたじゃん。
「全然、稼げませんでした」
Cさんはそう言って、苦笑いした。 でも、僕はその一言に、拍手を送りたくなった。
なぜって? “稼げなかった”って、自分で言える人って、実はめちゃくちゃ強い。
この世の中、「やらずに語る人」は山ほどいる。
SNSでは「副業って効率悪くない?」「保育の仕事って重労働すぎ」なんて、やったことない人が偉そうに言ってる。
でも、Cさんは自分の手で試した。体を使って、時間を使って、誰かの役に立とうとした。
それだけで、もう十分すぎるほど立派だよ。
数字じゃ測れない価値って、確かにある。
たとえば──
・「また来てね!」の子どもの声
・寝ぐずる子をあやした30分
・ママからの「助かりました」のLINE
報酬がいくらでも、 その時間、その関わりは“誰かの人生に残ってる”んだよね。
そして何より。
「やってみたい」と思って、実際に登録して、やってみた。 この“実行力”こそが、人生を変えるスイッチになる。
だって、誰でもできそうで、誰もやってないんだから。
Cさんの話を聞きながら、 僕は何度も「こういう人こそ、報われてほしい」と思った。
成功って、金額じゃない。 「動いた自分を誇れるかどうか」なんだと思う。
だからあなたも、自分を責めないでほしい。
稼げなかった。うん、それは事実かもしれない。
でも──動いたじゃん。
それが、誰よりすごい。
“好き”を、ちょっとだけズラしてみたら光が差した。
「結局、“好きなこと”って、稼ぎにはならないんですかね…」
Cさんは、ふとそんなことを言った。
子どもは好きだった。家事も苦じゃなかった。 でも、それを“そのままお金に変える”のは、想像よりもずっと難しかった。
でもね。 僕は思うんです。
“好き”って、稼ぐためにあるんじゃない。 “誰かのため”に使うから、価値が生まれる。
Cさんは、ある日こう言った。
「キッズラインでは疲れたけど、“誰かの助けになる”って感覚は、やっぱり好きなんですよね」
だから彼女は、自分の“好き”を、ちょっとだけズラしてみた。
ベビーシッターから、「家事の悩み相談」に。 子ども相手じゃなく、「お母さん相手」に。 “預かる”じゃなく、“話を聴く”側に回った。
すると、不思議なことが起きた。
・ 「聞いてくれるだけで気が楽になった」と言われるようになった
・ たった30分のやり取りでも、感謝の言葉をもらえるようになった
・ そして、少しずつ、報酬もついてくるようになった
それは、キッズラインという枠の外。 でも、“自分が動いたからこそ”見えてきた世界だった。
僕は声を大にして言いたい。
「好きなことでは食えない」って言うのは簡単だけど、 「好きなことをどう活かすか」は、やった人しか気づけない。
誰でもできるとは言えない。 でも、本質的であることは確か。
みんなが足踏みする場所に、 あなたはもう、足を踏み入れてる。
そして── もしあなたが、今ちょっとでも「このままじゃ嫌だな」と思ったなら。
最後に、“その気持ちを形にするヒント”を、僕から渡したい。
それは、誰かがくれる答えじゃない。 あなただけが「やってみた」からこそ見つけられる、あなただけの道。
変わるって、少しだけ“信じてみる”ことだった
Cさんが最後に言った言葉、今でも忘れられない。
「自分の力って、思ってたより小さかった。 でも……全然、ゼロじゃなかったです。」
それって、たぶん、誰にでも言えることなんだと思う。
変わるって、何か特別なスキルを手に入れることじゃない。 大きな決断をすることでもない。
「今の自分をちょっとだけ信じてみる」──それだけで、十分なんだ。
今日も疲れて帰ってきたあなたが、 何かにすがりたくてスマホを開いたあなたが、 ここまで読んでくれたこと。
それ自体がもう、“自分の可能性を諦めてない証拠”です。
たとえば── ・失敗から生まれた、笑えるくらい地味な“人体実験”の話 ・旅をしながら、なんでか月300万を稼げるようになった理由 ・でも、それでもずっと自信がなかった僕の正体
楽な道を教えることはできないけれど、 どんな道でも、一緒に歩いていくことはできます。
だから、もし「ほんの少しでも前に進んでみたい」と思えたなら、 僕の言葉を、もう一度受け取ってくれたらうれしいです。
返信はすぐにできないかもしれないけど、 全員分、しっかり読んでから返してます。 だから、ちょっとだけ待っていてください。
動けなかった昨日より、少しでも“やってみようかな”と思えた今のあなたの方が、絶対にかっこいい。
次に踏み出すその一歩、きっとあなたにしか描けない未来につながってる。
その道の途中で、また会えたらうれしいです。
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