夢を追って、なぜか心が折れる──その理由
気づいたら、キーボードの叩きすぎで腱鞘炎寸前。
編集画面と睨めっこしすぎて、Premiere Proのロゴに幻覚見るようになった。
「俺、いったい何を目指してたんだっけ……?」
どうも、コンプレックス研究所の“サイトウさん”です。なんでも屋の副業時代、動画制作にも手を出しました。
理由は単純。「これからは映像の時代」と誰かが言ってたから。
──気づけば、毎日クラウドソーシングで1本300円の案件をこなすだけの、
“夢見た作業マシーン”になってました。
いやもうね、“好きなことで生きていく”って、甘くないのよ。
好きだったはずの動画編集が、ただの“労働”に変わる瞬間、涙出るほど切ない。YouTubeのオープニング作りすぎて、自分の人生の“本編”がどっか行きました。
でも僕だけじゃなかった。これまで1000人以上の相談に乗ってきたけど、その中でもぶっちぎりで多かったのが、「動画制作、副業にしたけど稼げません」問題。
でね、不思議なんだけど
──うまくいかない人たちには、ある“共通点”があったんです。みんな、スキルがないとか、努力が足りないとか、そういう話じゃない。
もっとこう、「夢を追う人ほど陥る、ある落とし穴」って感じ。じゃあ、なにがダメだったのか?どうして“好き”が“苦行”になってしまったのか?
次で、その“落とし穴”を一緒にのぞいてみましょう。
稼げないのは、情熱が足りないからじゃない
副業で動画制作。それって、なんかこう、キラキラしてません?
「MacBook片手に、カフェで編集して、気づけば月30万」
「好きなことで生きていく!」
「映像で世界を変える!」
──うん、理想だけなら、映画化できるレベル。
でも、現実は違った。実際に多くの人が最初に受ける案件、こんな感じです:
🎬「初心者歓迎!3分動画編集、報酬300円」
※カット編集・テロップ・BGM・サムネ付きでお願いします!
※修正回数:無限……いや、それコンビニバイトの10分の1以下やないか。
しかも、こういう案件に限って「評価が上がれば次につながる」とか言ってくる。つながった試し、一度もないのに。
まるで“恋愛経験ゼロの人にだけ優しいマルチ商法”みたいな世界。で、燃え尽きるんですよね。
❌ 動画制作副業でよくあるNGパターン3選
① 価格競争に巻き込まれて燃え尽きる
「まずは安く受けて、実績つけて、それから単価上げればいいんです!」
……それ、何千人が同じこと考えてるか知ってます?結局、値段を下げまくった人たちで地獄のバトルロイヤルが始まり、最後には「俺、無料でもいいんで仕事ください」ってなる。“情熱”じゃなくて“焦り”に支配されて、精神が先に折れる。
② スキルが育つ前に心が折れる
「本業終わってから、夜に3時間編集!」「寝る間も惜しんでPremiereを学習!」
……ってやってるうちに、睡眠時間だけが成長していく。しかも、がんばって作った動画に「ん〜、イメージと違います」って一言返されて全修正。
スキルアップよりも、メンタル崩壊のスピードが速い。
③ 「好きだから我慢できる」で奴隷化これが一番怖い。
「好きなことなら頑張れる!」っていうのは素晴らしいことだけど、それを逆手に取られると、“好き”が“地獄の言い訳”に変わる。「君はセンスあるよ!これ、経験になるよ!」って甘い言葉で、時間も気力も吸い取られて、気づけば「楽しい」はどこか遠くへ。
でもね、僕は言いたい。これ、あなたが悪いわけじゃない。
あなたが足りなかったのは、情熱じゃない。“仕組み”と“選び方”が違っただけ。
「やってもやっても報われない」──そう感じているあなたにこそ、伝えたい話がある。次は、ある女の子のリアルな体験を、こっそり話そうと思う。
あの子は言った。「これが夢だったのに、毎日泣いてた」
「動画編集って、楽しそうですよね!」そう言いながら、どこか遠くを見て笑っていたのが、“あやかさん”だった。25歳、元フリーター。
カフェバイトで生活費を稼ぎながら、
副業として動画制作にチャレンジしていた。
きっかけは単純だった。
「自分の手で、何かをつくってみたかったんです」
「バイトだけだと、私じゃなくてもいいって感じがして…」最初は楽しかった。BGMを入れるだけで雰囲気が変わる。
テロップ一つで動画が“映える”。「なんか、私でも“クリエイター”っぽいことできるんじゃない?」そんな風に思えた瞬間もあった。
けど、現実は──やさしくなかった。納期は短い。
報酬は安い。毎日4時間かけて編集しても、1本500円。
月に10本納品して、月収5,000円。「うん、趣味かな?」って金額だった。
しかも、SNSには「動画編集で月収50万!初心者から1年で独立」「クライアントに感謝されながら、自由に稼げてます!」みたいなキラキラ投稿があふれてる。
自分も“動画編集者”なのに、まるで“同じ世界の住人じゃない”気がしてくる。
あやかさんは言った。「私、好きなことで泣くなんて思わなかった」
「動画が好きだったはずなのに、編集画面を開くのが怖くなったんです」
「BGMを探すだけで、心臓がギュッとなって…」
「ほんとに、自分が嫌いになりそうだった」でも彼女は、頑張らなかったわけじゃない。
毎日コツコツ、編集技術を磨いていた。本やYouTubeを見て勉強もしていた。
それでも報われない現実があって、やってもやっても「足りない」気がして、
ついには「やらなきゃ」が「やりたくない」に変わった。
たぶん、この記事を読んでるあなたも、少し似た気持ちを抱えているのかもしれない。
だからこそ、僕は伝えたい。“あやかさん”みたいな人を、僕は何人も見てきた。
そして──みんな、抜け出す“きっかけ”を持っていた。次でその話をしよう。
「報われなかった努力」が、“意味のある行動”に変わった瞬間について。
それでも、動画制作を選んだあなたはすごい
「結局、稼げなかったんだから、無駄だったのかな…」そう思ったこと、ありませんか?でも、ちょっと待って。僕はハッキリ言いたい。
それでも、あなたはすごい。だって、やったじゃん。
「動画制作って稼げるらしい」っていう情報を見て、「自分もやってみよう」って思って、実際に手を動かしたんですよね?
しかも、Premiere ProとかCanvaとか、知らないソフトに挑戦して、わけわかんないエンコードの設定に戸惑いながら、動画を一本、ちゃんと“完成”させた。……これ、誰にでもできることじゃない。
世の中には「行動するフリ」だけして、「結局やらなかった」人が山ほどいます。それに比べてあなたは、“ちゃんと走った”。
もしかしたら、結果はまだついてきてないかもしれない。でも、それって“あなたがダメ”なんじゃない。
やり方や環境の選び方が、ちょっとズレてただけかもしれないんです。僕は、2000人以上の相談に乗ってきた中で、本当にたくさんの「行動した人」に出会ってきました。
そしてね、どんな人でも、一度“やってみた人”は、必ずどこかで報われてる。失敗してもいい。
報酬が少なくてもいい。“自分で動いた”という事実は、一生モノの武器になるから。
大切なのは、「うまくいかないこと」じゃなくて、「やってみた自分」を、ちゃんと認めてあげること。それだけで、心の燃料が少しだけ増える。
次の一歩が、少しだけ軽くなる。じゃあ、これからはどうすればいいのか?“続けられる道”って、どこにあるのか?次はその話をしよう。
誰でもできるとは言えない。でも、本質的で、ちゃんと報われる。
──そんな“踏み出す道”について。
誰でもできるけど、誰も続けない道──でもそこにしか答えはなかった
「どうすれば、稼げるんですか?」これ、僕が相談を受けるときに一番多い質問です。
そして、よくあるのがこんな流れ。
バイト→すぐ稼げる動画編集→稼げるらしいSNS運用→単価高そうAI活用→爆速らしい
……気づけば、“稼げる方法探し”が目的になってる。でも、そこで問いたい。
「それって、本当に“自分の人生”になってる?」稼げる方法を追いかけすぎて、
「やってて楽しいかどうか」とか「時間をどう使いたいか」っていう、
“自分”の声を、どこかに置き去りにしていませんか?バイトは確かに即金です。働いたら、その分もらえる。
それは間違いない。でも──未来は、ゼロ。
ずっと続けられる?時給が上がる?スキルになる?
……たぶん、違う。じゃあ、動画制作はどうか?これもまた、「量産型」になった瞬間、替えがきく。
「切って貼って、テロップ入れて」っていう“作業”だけで戦うと、
AIにも新人にも、すぐ抜かれる。あやかさんが気づいたのは、そこだった。
「私、ずっと“誰でもできる編集”をしてた」「でも、“私だからできる表現”がしたかったんだ」彼女は、テンプレ動画をやめて、
自分の好きな世界観や価値観を出すようになった。そうしたら、見てくれる人が増えた。
感謝のメッセージが届いた。なにより、自分がまた、編集を“楽しめるようになった”。
これが、“続けられる人”の道。たしかに、ちょっと怖い道かもしれない。
「誰でもできる」とは言えない。でも、本質的であることは、確か。
「どうすれば、抜きん出られるか?」じゃない。「どうすれば、“自分の時間を生きられるか”」を考える。
みんなが足踏みする場所に、踏み出す勇気を持てるか──僕は、そこにしか答えはないと思っています。そして、もし──「もっと具体的に、どうすれば“自分らしい稼ぎ方”ができるのか」「この先どう歩けばいいのか、ヒントが欲しい」そんなふうに思ったなら、最後に、一歩踏み出すための道をあなたに伝えます。
ここでは話しきれなかったこと。僕が相談者と一緒に見つけた、“遠回りだけど確実な道”。
それを、別の場所でこっそりお話ししています。
「変わる」って、ただ“信じてみる”ことだった
「変わりたい」って言葉は、なんだかすごく大きく聞こえる。でも本当は、変わるって、別に大きなことじゃない。
ただ、自分のことをちょっとだけ、信じてみるだけなんだ。
あやかさんも、最初はずっと怖がってた。
自分には才能がないとか、遅すぎたんじゃないかとか、そんな思いに飲み込まれてた。でもある日、彼女は一つの動画に、自分の“好き”を詰め込んだ。
誰かにウケるかどうかより、「自分が胸を張れるか」を選んだ。
その結果がどうなったかって?再生数?バズったわけじゃない。
でも、彼女は編集画面を“笑いながら”開けるようになった。それがもう、十分すごいじゃん。
この記事をここまで読んでくれたあなたも、もしかしたら少し不安だったかもしれない。「自分なんかにできるのか」「行動しても、また失敗するんじゃないか」でもね──“動けなかった昨日”より、“やってみよう”と思えた今の方が、絶対にかっこいい。
夢がうまく形にならなくてもいい。毎日輝いてなくてもいい。
ただ、自分の時間を、自分の手に取り戻そう。そして、もう一度。
自分の時間を主役にした生き方を、選んでみてほしい。
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