NFTゲームで稼げないのは才能のせい？──副業に隠された落とし穴

NFTゲームで才能試される時代？…いや、それ罠です

「NFTゲームで稼げないんですけど…やっぱ才能っすかね？」

いやもう、その言葉を聞いたのは今年に入って17回目。 どうも、“稼げない副業”専門のカウンセラーみたいになってるサイトウです。

相談に来た人の属性、バラエティすごいですよ。 元ゲーマー、会社の昼休みにコツコツやってた人、あと50代の“元パチプロ”（これホント）。 みんな口をそろえて言うんです。

「こんなはずじゃなかった…」って。

で、僕は聞くんです。 「最初、どう思って始めました？」って。

するとだいたい返ってくるのが、

「スマホで歩いてるだけで、月5万」 「キャラを買って、放置してるだけで、報酬チャリンチャリン」 「仮想通貨って伸びてるし、未来あると思って！」

……ごめん、それ、夢の中の話でした。

現実は、 ・スニーカー1足＝8万円（高っ） ・歩いて得たトークン、1ヶ月で価値が半分 ・キャラ育てたらゲーム終了

そして、資金が消えたあとのセリフはこうです。 「え、え…なにこれ、NFTじゃなくて、N（なんか）F（フツーに）T（損してる）…？」

──そんな地雷副業の代表格、NFTゲーム。 でもね、稼げないのはあなたの才能のせいじゃない。

というか、 そもそも“NFTゲーム＝副業になる”という考え方が、めちゃくちゃズレてたんです。

僕も最初は「なんかスゴそう」って思いました。 ブロックチェーン！メタバース！資産運用！なんか横文字多くて儲かりそう！

……なのに現実は、「仮想通貨＝溶ける魔法のポイントカード」。

ただね、ちゃんと理由があるんです。 “なぜ稼げないのか”。 その“落とし穴”を知らずに飛び込むと、財布だけじゃなく自信まで消えます。

でも安心してください。 今日は笑いながら、そこを一緒に掘り返していきます。

まずは、NFTゲームがなぜ稼げないのか── その真相から暴いていきましょう。

“歩いて稼ぐ”は嘘だった？NFTゲームが副業にならない3つの理由

まず結論から言います。

NFTゲーム、副業としてはほぼ地雷です。

いや、もちろん一瞬だけ稼げた人もいます。 でも、ほとんどの人は“スニーカー買って貧乏になったウォーキング・デッド”みたいな状態になってる。

その理由、ちゃんとあります。 主に3つ。いきますよ。

① 初期費用が高すぎる問題

NFTゲームって「無料で始められる」みたいな顔して、 実際には「スニーカー1足＝8万円」「キャラ1体＝15万円」とかザラ。

もうそれ、副業じゃなくて投資でしょ？ しかも利回り不安定、元本割れ率90％、カスタマーサポートは英語のみ（しかも冷たい）。

ある相談者さんは「嫁にナイショでスニーカー2足買ったら、3日で価値半分になった」って泣いてました。 スニーカー履く前に、靴底溶けとる。

② 報酬トークンの価値がジェットコースター

ゲーム内で稼げる仮想通貨──これがめちゃくちゃ不安定。

たとえばSTEPNってアプリ、最盛期は歩いて月10万とか言われてたけど、 今は報酬トークンが1/20以下に。 もう“万歩計”じゃなくて“破産計”。

「やっと10トークン貯まった！やった！」って思ったら、 その日のレートで130円。うまい棒買って終わり。

③ ゲーム寿命が短すぎる

これ。いちばんヤバいやつ。

NFTゲームって流行り廃りがマジで早い。 半年続けば優良。下手すりゃ3ヶ月で消滅。

あなたが真面目にキャラ育ててる間に、 運営会社が「やーめた」って言って消える。 そのキャラ、紙クズどころかただのPNG画像です。

「半年で回収できる！」って試算しても、 ゲームが半年持たない。詰み。

というわけで、

NFTゲームって、 ・資金が重い ・稼ぎが軽い ・寿命が短い

まさに副業界の三重苦。

でも、それでも僕は「やってみた」って人のこと、否定しません。 むしろ、ちゃんと夢を追った証拠。

次は、そんな“稼げなかった人”のリアルなエピソードを紹介します。 そこにこそ、答えのヒントが詰まってるから。

副業だと思って始めたNFTゲームで、貯金が死んだ話

「俺、ゲームで稼いでやろうと思ったんですよ。 最初はもう、夢しかなかったんです。」

そう語ってくれたのは、相談者のカズさん（34歳・会社員）。 趣味はゲーム。副業経験ゼロ。 だけど心の奥には「会社だけに人生を預けたくない」って気持ちがあった。

そんなとき、YouTubeの広告で見つけたのが── 「NFTゲームで月5万稼げる！」というキラキラ動画。

「あ、これ俺のことだ」って思ったらしい。 ※ちなみにその動画、今は削除されてます。

最初に選んだのは“STEPN”。歩いて稼ぐアプリ。 スニーカーを2足買って、なんと合計17万円。

「いやもう、めっちゃ悩みましたよ。でも『未来への投資！』って自分に言い聞かせて…」

──そして初日。

歩いた。めっちゃ歩いた。 「なんか修行僧みたいでしたね」って笑ってたけど、 実際、1日に4kmくらい歩いて、得られた報酬は約400円。

「あ、まあ…最初だしね」と思ってたら、1週間後には報酬トークンの価格が半分に。 2週間後には1/5に。 そして1ヶ月後、「嫁にバレた」。

17万円のスニーカー、元を取る前に“家庭の空気”が凍ったそうです。

「自分、なにやってんだろう」って思った瞬間が一番キツかったって。

歩いても歩いても、成果は小銭。 ゲームの攻略よりも、仮想通貨のチャートの方が気になって、 だんだん楽しくなくなってくる。

「やっぱ才能ないんすかね」って言われたけど、僕は即答した。

「違う。才能じゃなくて、仕組みが詐欺すれすれなだけ」だって。

それでもカズさん、辞めなかった。

「せめて、最後に自分で納得したいんです。 なんで失敗したのか、ちゃんと知りたい。」

その言葉に、僕はちょっと胸が熱くなった。 だって多くの人は、ここで諦めるから。

「ゲームが悪い」「運がなかった」「才能がない」って、全部放り投げる。

でも彼は、“自分と向き合った”。

そこが、分かれ道になるんです。

次は、その「向き合った勇気」に光を当てます。 NFTゲームで稼げなかった人が、それでも前に進めた理由――お伝えします。

稼げなかったけどさ──歩き出したことがすごい

カズさん。まず、よく相談してくれました。ありがとう。

NFTゲームで稼げなかった？ うん、確かに数字だけ見れば“失敗”かもしれない。 でもね、僕から見たらその行動こそが、ものすごく尊い。

だって、やってみたじゃないですか。

会社の給料だけに頼らず、 自分の人生を少しでも変えようとして、 そのために“動いた”じゃないですか。

もうそれだけで、才能とか関係ないところで勝ってるんです。

世の中には、口だけで終わる人が山ほどいます。 「やってみたいな〜」って言いながら、ずっと何もしない人。 でもカズさんは、違った。

リスクを取った。 失敗を受け入れた。 「なんでうまくいかなかったんだろう？」って、自分と向き合った。

これ、めちゃくちゃ勇気がいることなんです。

だから、稼げなかったことを責める必要はまったくない。

むしろ、「そこまで動けた自分」に拍手を送ってほしい。

僕は本気でそう思ってます。

（…ほら、この記事をここまで読んでるあなたも、実は同じじゃないですか？）

夢を追って傷ついたこと。 自分の選択に自信が持てなくなったこと。 それでも、どこかで「もう一度、前に進みたい」って思ってること。

全部、無駄じゃない。

次は、そんな“泥だらけの努力”をしたあなたにこそ届いてほしい。 前に進むための、ちょっとだけ本質的なヒントを話します。

失敗の中にしか、本物の“稼ぎ方”は落ちてない

カズさんが言ったんです。

「正直、もう信用できなくなってて。 でも…それでも何かやりたいんですよ。逃げたくなくて。」

そのとき、僕の中で何かがカチッとハマった。

ああ、この人はまだ、本質を探そうとしてる。

NFTゲームで失敗した人って、大きく2タイプに分かれる。

ひとつは、「もう二度とやらん」と全部をシャットダウンする人。 もうひとつは、「なぜ失敗したのか」を自分の中でちゃんと掘り返す人。

カズさんは、完全に後者だった。

“NFTゲームは稼げない”っていう現実。 それでも、「行動した意味があった」と思いたいから、向き合ってくれた。

その姿勢こそが、次のチャンスを引き寄せる。 なぜなら――

・ 誰でもできる道じゃない。だからこそ、そこに深みがある

・ みんなが足を止める場所に、一歩踏み出す勇気がある

・ 経験という“痛み”を経た人間にしか見えない、リアルな景色がある

NFTゲームで稼げなかった？ それでいい。それこそが、あなたの“試運転”だったんです。

でも、そういう話に共鳴してくれる人が多い。

たぶん、それはみんなが“本当の意味で前に進みたい”と思ってるから。 楽な道を知りたいんじゃない。誤魔化さずに生きる方法を探してる。

だったら僕は、その道を一緒に探したい。

「最後に、一歩踏み出すための道を、あなたに伝えます。」

すぐに何かが変わるわけじゃない。 でも、確実に視点が変わる選択肢はあります。

気になる人は、このあと少しだけ続きを読んでみてください。

変わるのは、一歩だけ。でもその一歩が、全部を変える

変わるって、別に大きなことじゃない。

大成功することでも、人生をガラッとひっくり返すことでもない。

ただ、自分のことを少しだけ信じてみる勇気。

それだけ。

動けなかった昨日より、

「ちょっとだけ、やってみようかな」って思えた今のあなたのほうが、

何倍もかっこいい。

NFTゲームでうまくいかなかったとしても、

副業で思うように結果が出なかったとしても、

その経験は、決してゼロにはならない。

あなたの中にちゃんと“土台”として残ってる。

そしてその土台の上に、これから選ぶ道をつくっていける。

ここまでブログを読んでいただきありがとうございます！