りらくるは稼げない?“歩合制の罠”にハマったセラピストの話

“癒しの仕事”に転職したら、現実に疲れ果てた。

「癒しの仕事、いいじゃん」 「マッサージ好きだし、手に職って感じでしょ?」

そう思ってた時期が、僕にも──いや、彼女にも、ありました。

どうも、コンプレックス研究所のサイトウさんです。

これまで1000人以上の相談に乗ってきましたが、 その中でも特に心に残っているのが、

「りらくるに転職したけど、まったく生活が成り立ちません」

という、ある女性セラピストの言葉。

え、りらくるってあの有名チェーンでしょ? あれだけ全国展開してて、看板もあって、駅前にもあるやつ。

“転職先としては安定してるはず”──そう思ったあなた、危ないです。

だってその彼女、毎日10時間働いて、 月の手取りが13万円切ってたんですよ。

しかもそれ、「頑張ってるほう」だった。

「働けば働くほど疲れる。でも、生活はギリギリで、笑えない」 「癒してるはずなのに、自分の心がどんどんしぼんでいく感じがして」

そう語る姿は、“癒しの現場”のはずが、“搾取の現場”みたいに見えた。

でも、これは彼女ひとりの話じゃない。

構造的に“稼げないようになっている”落とし穴が、りらくるには確かに存在していた。

次の章では、そんな「歩合制という甘い言葉」の裏側にある現実を、 できるだけ笑いと共感を交えながら、お届けします。

そろそろ本音でいきましょうか。

りらくるの歩合制、“稼げる気がする”の正体。

まず結論から言いましょう。 りらくるの歩合制は、思ってる3倍くらい稼げません。

「いやいや、1施術で2,000円以上もらえるって書いてあったよ?」 そう思ったあなた──いい質問です。

確かに、りらくるのホームページにはこうあります:

「60分施術で報酬2,088円〜(税抜)」

でも、これを見て「月20万以上いけるかも♪」と転職してきた人が、 現実に打ちのめされて”歩合制の罠”に沈んでいくのです。

“拘束されるけど報酬ゼロ”問題

例えば、りらくるでは基本的に「○時~○時で入れる人」みたいにシフトを出す必要があります。 でも、その時間にお客さんが来なければ…?

はい、待機時間=無報酬タイムの完成です。

お店にいようが、掃除してようが、ストレッチしてようが、 お客さんの体を揉んでなければ、給料は一切発生しません。

“指名制度”の罠:人気格差社会

「がんばれば指名が取れるでしょ?」

甘いです。 そこはもう、地元のジャニーズJr.みたいな世界。

・ 長くいるベテラン

・ 顔が覚えられてる常連対応

・ 高評価レビューがズラリ

……新入りは「表示すらされないセラピスト」扱い。 アプリの検索画面に載るかどうかも、競争です。

数字のマジック:“2,088円”が現実にはならない理由

りらくるの「60分施術=2,088円」は、 いわば「理想的なフル稼働+指名+繁忙期+都市部」の数字。

現実はこうです:

・ 平日昼間は1時間に1人も来ないこともある

・ 指名はベテランが独占

・ 土日しか回転しない店舗も多い

・ 新人は1日2~3件が精一杯

結果── 1日9時間拘束されて、施術2件、日給4,100円。 交通費なし、休憩中も店にいなきゃいけない。 いやそれ、“癒し”じゃなくて“サバイバル”です。

業務委託だからこそ“守られない自由”

そして最後に大事なのがコレ。

りらくるは「業務委託契約」。 つまり、社員でもバイトでもない“個人事業主扱い”なんです。

・ 雇用保険、ありません

・ 労災、基本自己責任

・ 怪我しても、生活保障ゼロ

「自由に働ける」って聞こえはいいけど、 “何が起きても全部あなたの責任”という意味でもあります。

このように、 「歩合制」「自由」「高報酬」という言葉の裏には、 “不安定”“無保障”“不平等”という現実がしっかり詰まってるんです。

次の章では、 そんな環境でも「手に職をつけたい」とりらくるに転職した、 ある女性セラピストのリアルな声を紹介します。

癒しのはずが、心まで削られていった

Dさん(仮名・40代・女性)が、りらくるに転職したのは、半年前。

「この年齢で未経験OKって、なかなかないんです。 それに、マッサージが好きだったし、“手に職”にもなるって思って──」

面接のときも、研修のときも、Dさんの目はキラキラしていたという。 「癒しの仕事がしたい」って、その想いだけは本当に強かった。

最初の数日は楽しかった。

お客さんに「気持ちよかったです」って言われると、本当にうれしかったし、 “人の役に立ってる”という実感が、何よりのやりがいだった。

でも、だんだんと── その「気持ちよかった」が、自分には何ひとつ返ってこないことに気づいてしまった。

Dさんは、毎日9時間、りらくるの店内で待機していた。

・朝から晩まで店にいるのに、施術に入れたのはたった2〜3件

・誰かが遅刻すれば穴埋め。誰かが休めば、その分店に残る

・交通費も、自転車代も、弁当も、全部自腹

・それで、日給は4,000円台。もちろん保険もなし

「お客さんには“癒し”を届けてるのに、 自分が毎晩、寝る前にお腹抱えて泣くようになるなんて、思ってもなかったです」

Dさんはそう言った。

「お金のために転職したわけじゃない。 でも、お金がないと、笑えなくなるって…あるんですね。」

やりがいはあった。 誇りだってあった。

でも、「働いてるのに生活が成り立たない」って、どう考えてもおかしい。

なのに、自分の頑張りが足りないのかなって、 気づいたら、自分を責めるようになっていた。

そんなある日、Dさんは 「今日はもう、手が動かないかも」と思いながら、最後のお客さんに入った。

そのとき、ふとお客さんが言った。

「あなた、疲れてますね。大丈夫?」

Dさんは、何も言えなかった。 涙が出そうだった。

癒すはずが、癒されたい側になっていた。

でも── ここでDさんは、踏みとどまった。

「それでも、手を動かすのをやめたくなかった。 だって、誰かが“ありがとう”って言ってくれる仕事、ほかに知らなかったから」

そんな彼女が見つけた、“別の道”。 それが、次の章につながっていきます。

報われなかった。でも、逃げなかった。

「頑張っても、報われないことってあるんですね」

そう言って、Dさんは少し笑った。

でも、僕はその言葉を聞いた瞬間、 「いや、それって“本気でやった人”にしか出てこないセリフだな」と思ったんです。

何もせずに報われないのは、当たり前。 でも、行動して、傷ついて、それでも立ち上がろうとしてる人が、 「報われなかった」って言うときの重みは、全然違う。

Dさんは逃げなかった。

・ 雨の日も、

・ 指名がゼロの日も、

・ 何時間も拘束されたあげく報酬が3,000円しかなかった日も──

ちゃんとシフトに入って、ちゃんとお客さんを癒し続けた。

それって、当たり前じゃない。 むしろ、できる人のほうが圧倒的に少ない。

誰も見てなくても、 誰にも評価されなくても、 Dさんだけは、Dさん自身を裏切らなかった。

世の中には、「すぐ辞める人」も「何もしない人」もたくさんいる。 でも彼女は、自分の“信じた道”に一度は飛び込んだ。

それだけで、すでに誇っていい。 むしろ、報酬よりももっと大事なもの── 「自分の足で選んだ人生だった」という実感を、Dさんは持っていた。

「続けることが正解じゃない。 でも、“逃げなかった自分”をちゃんと認めたいんです」

そう語った彼女は、ちょっとだけ強くなって見えた。

これから先、Dさんの歩く道は、また違うものになるかもしれない。 でも、あの日“やってみた自分”がいたからこそ、 今の彼女は、もう前を向きはじめている。

次の章では、そんな彼女が見つけた“本質的な気づき”と、 そこから踏み出した“ある一歩”について、お話しします。

誰でもできる道じゃない。でも、あなただから選べる道がある

Dさんが最後にポツリと漏らした言葉がある。

「バイトの方が稼げたと思う。 でも、わたし──あの空間が、やっぱり好きだったんです。」

この言葉に、僕は何も返せなかった。 いや、返す必要なんてなかったのかもしれない。

たしかに、りらくるの“歩合制”は甘くない。 どれだけ丁寧に施術しても、指名がゼロなら収入もゼロに近い。 体力も時間も消耗して、得られる報酬はコンビニバイト以下の日もある。

それでも、Dさんはやめなかった。 「技術を覚えて、お客さんが笑ってくれるのが嬉しくて」と言った。

本当に価値あるものは、 “誰にでもできること”の中には、あまりない。

逆にいえば、 「誰にでもできない」からこそ、その道は尊い。

疲れても、報われなくても、 それでも好きだと感じたものは、人生の宝だ。

誰かにとっては「効率悪い仕事」でも、 あなただけが感じた“やりがい”は、他の何よりも強い。

もちろん、生活のために方向転換するのも正解。 でも、あのとき心が動いた瞬間を、無視しないでいてほしい。

行動するのが正しいわけじゃない。 ただ、あなただからこそ選べる道が、きっとある。 「やってみたい」と思ったあの日の自分が、 もしかしたら、その道の入り口だったのかもしれない。

僕は、そういう人をたくさん見てきた。 苦しんで、もがいて、それでもどこかで“熱”を抱いていた人たち。

だから最後に、 一歩踏み出した“その先”にあるヒントを、そっと渡したい。

それは誰かから与えられるものじゃない。 あなた自身が「また動いてみよう」と思った瞬間に、きっと見えてくる。

変わりたいと思った、あなたへ

人は、変わろうとしたとき、 なぜか「今までの自分」を責めてしまう。

でも、僕は思うんです。 変わるって、別に大きなことじゃない。

ただ、自分のことをちょっとだけ信じてみる。 それだけで、景色は少しずつ変わっていく。

Dさんだって、完璧じゃなかった。 迷って、間違って、落ち込んで、でもまた立ち上がった。

動けなかった昨日より、少しでも“やってみよう”と思えた今日のあなたの方が、絶対にかっこいい。

たとえすぐに稼げなくても、失敗したとしても。 そこに、“あなただけの物語”が始まってるから。

そんな人たちと、僕はこれからも一緒に歩いていきたいと思っています。

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サイトウさん
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