ミステリーショッパーで月5万?そんな甘くないって話。
どうも、コンプレックス研究所の“サイトウさん”です。
人間って、不思議と“楽に稼げそうな響き”に弱いんですよね。
ミステリーショッパー──なんてミステリアスで知的な響き。 “覆面調査員”とか呼ばれちゃって、ちょっとカッコいい。 仕事のついでにカフェ寄って、ついでに報酬もゲット? なにそれ、最高じゃん…って、思うじゃん?
でも現実は── カフェで800円のランチ食べて、 電車賃で540円かかって、 帰ってから2000文字のレポート書いて、 報酬「800円(※謝礼)」。
え、ちょっと待って? これ、もしかして「有償のランチレビュー」? いや、レポート代入れたら赤字じゃん。 この時点で、心の中の関ジャニ∞が歌い出すわけですよ。 ♪「これはボランティア〜〜!!」って。
…いや、笑いごとじゃないんです。 僕のところに寄せられた相談の中で、 「ミステリーショッパーやってるけど、まったく稼げません…」って声が実はめちゃくちゃ多かった。
そして調べてみると、そこには共通する“ある落とし穴”があったんです。 しかも、一個じゃない。 3つ。見事に3連発でハマってる人が多い。
でもそれ、誰もが陥るものなんですよ。 だって、「月5万くらい余裕でしょ」って思って当然の“仕掛け”があるから。
そんなわけで今回は── 「ミステリーショッパーって、本当に稼げるの?」というテーマで、 ある相談者さんのリアルな末路を追いながら、 “稼げない副業”に共通する3つの罠と、そこから見えてきた“次の一歩”を一緒に探っていきます。
次は…みんなが踏み抜いた「最初の落とし穴」を、笑い飛ばしながら覗いてみましょうか。
ミステリーショッパーの正体:それ、副業じゃなくて“修行”です
「ミステリーショッパーって、どういう仕事なんですか?」
──よく聞かれます。 で、僕の答えはこうです。
「美味しいご飯を食べて、交通費を払い、魂を込めて2000文字のレポートを書き、たまに報酬ゼロになる──そういう“試練”です」
……副業って、もっとラクでしょ、ふつう。
ミステリーショッパー(覆面調査員)ってのはね、要するに企業や店舗が「サービスの質」をチェックしたくて、 一般人に“お客さんのフリ”をして潜入してもらう仕事なんです。
で、報酬?──“謝礼”って書かれてます。 はい、出た。「謝礼」っていう名のギャンブル報酬。
つまり、バイトじゃない。契約社員でもない。責任ゼロだけど保証もゼロ。 「うまくできたらお駄賃あげるよ?」っていう、あの親戚のおじさんの感覚。
「じゃあ美味しいご飯タダで食べれるんでしょ?」って?
──いい質問ですね。全部、自腹です。
交通費、食費、移動時間、ぜんぶあなたのコスト。 たとえば「新宿のカフェで接客を見てきてください!」って依頼が来る。 行くじゃないですか。コーヒー頼むじゃないですか。飲むじゃないですか。 で、帰ってきて「さてレポート書くか」と思ったら──
「※謝礼対象は、マニュアルに従って写真3枚以上・1000字以上・レポート提出期限24時間以内厳守の場合に限ります」
あのね、カフェレビューでここまでの熱量、求められることある?
で、よくあるのがコレ。 「文字数足りません」「写真がピンぼけです」「提出が1分遅れました」 ──はい、謝礼ゼロ。交通費とカフェ代は思い出です。
ここまで来ると、もはや副業じゃなくて修行。 “日常に潜むRPGのサブクエスト”とか言ってる場合じゃない。 プレイヤー、MP切れて倒れてます。
つまりね、「月5万稼げる!」って話は、 “完璧にこなした場合の最高報酬”を掛け算しただけの幻想なんですよ。
1件800円の案件を月60件やってようやく4万8千円。 そのためには毎週15件、1日2件以上、交通費・飲食代を持ち出ししてレポート三昧。
それ、できる? …うん、僕はRPGなら中盤でやめてるね。
ミステリーショッパーで人生変える!」と叫んだ男の末路
彼の名は──仮に田中さんとしておきましょう。 会社員、30代、穏やかな見た目でコーヒーが好き。 でも副業には、ちょっと焦ってました。
「残業できないし、転職も考えてない。でも月5万くらい副業で稼げたら、生活ちょっとラクになるじゃないですか」
そのとき彼が出会ったのが、“ミステリーショッパー”という名の夢でした。
「空いた時間でカフェ行って、ついでに稼げるとか最強すぎる」 そう思って登録した初案件──なんと、報酬3000円+飲食費支給!
「え?マジで?ミステリーショッパー神すぎん?」 初回、テンションはMAX。 レポートも頑張って、見事に“合格”を勝ち取ります。
──しかし、祭りは1回で終わった。
翌週に届いた案件は「報酬300円(※飲食費自己負担)」 「これ…いけるか?」と一瞬ためらいつつも、 「まあ300円でも積み上げれば5万になるし!」と自分に言い聞かせてGO。
行きました。食べました。1,100円のランチ。 帰りました。600円の電車賃。 書きました。2,400文字のレポート。 ──そして、手元に届いたのは「300円の謝礼(※振込手数料引かれる前)」
「いやいやいやいや……それ、赤字ですけど!?」
しかも後日、こんな通知が届きます。 「写真の明るさが不十分なため、謝礼対象外とさせていただきます」
田中さん、黙って机を見つめたあと、こう言いました。
「もう、僕の週末がミステリーなんすよ」
それでも最初の1ヶ月、田中さんはがんばった。 5件チャレンジして、合計謝礼は3,600円。 そのうち2件は「再提出対応」。 土曜日の夜、レポート書きながら冷えた味噌汁をすすった彼の背中が、僕には今でも見えます。
「なんで俺、週末にこんな作文してんだろ…」
いやほんと、笑えないけど笑える。 副業で自由を求めたはずが、レポートという名の牢屋に閉じ込められた男の物語。
でもね、ここで終わらないのが田中さんなんですよ。 このあと彼は、ある気づきとともに、新しい道を探しはじめるのです──
次はその“気づき”の話を、ちょっと真面目にしてみましょうか。
副業で迷子になったっていい。動いたあなたは、もうすでにすごい
田中さんの話を聞いて、「自分も似たようなことあったかも…」って思った人、きっと多いはず。
実はこれ、笑い話にしてるけど、ちゃんと行動した人にしか味わえないエピソードなんです。 何が言いたいかっていうと── 「ミステリーショッパーを選んだ」って、それだけでけっこうすごいことなんですよ。
だって、 登録して、 プロフィール入力して、 マニュアル読んで、 案件探して、 現場に行って、 飲食して、 写真撮って、 帰って、 レポート書いて、 提出して──
いや、これバイトより大変じゃない?
その一連の流れ、ちゃんとやりきった人にしかわからない“しんどさ”がある。 そして、やったからこそ、次の一歩が見えるんです。
だから僕はこう思ってます。
「うまくいったかどうか」よりも、「動いたかどうか」の方が100倍大事。 結果よりも、行動に拍手したい。
世の中の“情報だけ漁って終わる人”が9割のなかで、 実際に体験まで踏み出したあなたは、間違いなく特別です。
…ただ、だからこそ悩むんですよね。
「じゃあ次、何すればいいんだろう?」
でも安心してください。 このあと登場する田中さんの“その後”が、ちゃんとヒントになってくれます。
次は、いよいよ【本質的な選択肢】の話をしましょうか。
「バイトのほうがマシ」って思ったとき、本当の“副業”が始まる
田中さんは、あのあと言いました。
「いや、もうバイトしたほうがマシでしょこれ…」
うん、たしかにその通り。 コンビニの深夜シフトなら、時給1200円。 休憩中にスマホで動画見ても怒られないし、レポートも不要。 月5万?週に1〜2回入れば達成できます。
でも── 本当にそれが、あなたが選びたかった働き方ですか?
もちろん「今すぐお金が必要」ってときは、バイトが最適解。 だけど、副業って「生き方を変えたい」「未来を変えたい」って気持ちから始まるものじゃないですか。
だとしたら、 “月5万稼ぐ”より、“5年後に人生が変わる土台を作る”方が、本当の意味での副業なんじゃないかと思うんです。
田中さんも、その後はこう考えるようになりました。
「どうせなら、ただ調査するだけじゃなくて、その体験を“発信”したほうがいいかもって思ったんですよ」
最初はX(旧Twitter)に投稿。 「今日の覆面調査、報酬300円で交通費往復560円。損益分岐点が消えました」 そんな投稿が、予想以上に“共感の嵐”。 すると、企業から「レビュー記事書いてもらえませんか?」って依頼が届いたそうです。
…そう、これなんです。 「体験をする」だけじゃ、ただの消費者。 でも、「体験を発信する」と、そこに価値が生まれる。
自分で調査サイトを作ってもいいし、体験談をまとめてnoteに書いてもいい。 ミステリーショッパーを10件体験した人の「比較記事」って、需要あるんです。
もちろん、簡単じゃない。 誰でもできるとは言えない。 でも── 本質的であることは確かです。
だって、 ・誰かの役に立つ情報を ・自分の経験から伝えることができて ・それが、未来の仕事につながる
…これ以上に意味のある“副業”って、あるでしょうか。
みんなが足踏みする場所に、 一歩、踏み出す勇気を持てるかどうか。 副業って、ほんとはそこから始まるんです。
──そして、ここから先は、もっと現場では話せないような裏話もあります。 たとえば、田中さんがその後どうやって“ある方法”で安定収入を得たかとか、 「副業の正解」が変わってきてるって話とか。
この続きを知りたい人は、もう少しだけ先へ、踏み出してみてください。
もう一歩だけ、やってみようかなと思えたあなたへ
副業って、うまくいかないことの方が多い。 だからこそ、挫折した瞬間に「自分には向いてないのかな」って、つい思っちゃう。
でもね、僕は思うんです。
変わるって、別に大きなことじゃない。 ちょっとだけ、自分を信じてみるだけでいい。
たとえ一度うまくいかなくても、 それでももう一度、“やってみようかな”と思えたなら、 昨日より確実に前に進んでます。
動けなかった昨日より、“もう一歩”を踏み出せそうな今の方が、絶対にカッコいい。
そんなあなたと一緒に、これからの道を考えていけたら嬉しいです。
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